- 2019-9-13
- 韓国時代劇の登場人物
- 世子, 朝鮮王朝, 歴史
ドラマに登場する2人
◆思悼(サド)世子
〔1735~1762年〕
21代王・英祖(ヨンジョ)の息子。幼い頃から聡明で後継者としての期待が高かった。しかし、精神的な重圧に耐えきれず、素行が乱れた。英祖の逆鱗(げきりん)に触れて自決を命じられた。従わないでいると、米びつに閉じ込められて、8日目に餓死した状態で発見された。息子が名君として名高い22代王・正祖(チョンジョ)である。
◆孝明(ヒョミョン)世子
〔1809~1830年〕
23代王・純祖(スンジョ)の長男。1827年、18歳で父の政治を代行するようになった。人事面や法制面で優れた統治能力を見せ、名君になる素養を感じさせた。
しかし、21歳で早世。その死を誰もが惜しんだ。パク・ボゴムが主演した大ヒット時代劇『雲が描いた月明り』の主人公イ・ヨンのモデルとなっている。
文=康 熙奉(カン ヒボン)
英祖(ヨンジョ)の生涯1/なぜ思悼世子(サドセジャ)を餓死させたのか
英祖(ヨンジョ)の生涯4/なぜ思悼世子(サドセジャ)を餓死させたか
英祖(ヨンジョ)の生涯3/なぜ思悼世子(サドセジャ)を餓死させたか